2024/07/19 17:11

緑茶はいわばスーパーフード。抗酸化作用や高血圧予防やコレステロール上昇抑制、殺菌効果に抗ウイルス効果、高いリラックス効果ももちます。(緑茶の効能はnoteにまとめました!)

https://note.com/furukka_tenocha/n/ne661c13f7fee
とはいえ、お茶は茶葉をお湯につけて飲むものですから、栄養分の20~30%程度しか摂取できていません。そのため、お茶の成分を残さず摂取するには「食べる」のが良いとされています。
そこで、テノチャでは、料理家のサクライチエリさんをお招きし、緑茶の栄養まるごと頂こう!と茶殻レシピを考案いたしました。


★サクライチエリさん についてはInstagramご参照下さい。タイ料理がご専門です。


第1回目のレシピは、夏にぴったり「茶殻グリーンソース 鶏ハムに乗せて」© Chieri Sakurai, All rights reserved

■茶殻グリーンソース[鶏ハム1本分]

茶殻  :茶葉5g分でお茶を淹れたもの(水気を軽く絞る)

塩   :小さじ1/4

玉ねぎ   :1/6個分(量はお好みで調整して下さい)

          ※アーリーレッドなどの赤玉ねぎを使うと見た目も華やかに仕上がります!

オリーブオイル:大さじ2

ピーナッツ  :10~15粒程度


1)玉ねぎを粗みじんに刻んで、水に晒しておきます。

  (玉ねぎの辛味が好きな人は水にさらさなくてもOK.)


2)ブレンダー、またはミキサーのミルに茶殻、ピーナッツ10粒と塩とオリーブオイルを入れて攪拌し、適度な細かさのペースト状にします。ブレンダー等がない場合はすり鉢ですり潰しながら混ぜてもOK。


3)2で出来たペーストに水気を切った玉ねぎを和えて、茶殻グリーンソースの完成です。


■仕上げ

鶏ハム(または市販のサラダチキン)を食べやすい大きさに切り分けてお皿に乗せ、茶殻のグリーンソースをかけたら、ピーナッツ5粒程度を粗く砕いたものを散らして出来上がり。

オリーブオイルのまろやかさに茶葉の苦味が中和され、玉ねぎのおいしさ際立つ意外と癖のないソースです。ピーナッツの触感と香ばしさが食欲をそそります!

そのまま食べてももちろん、ご飯やビール、白ワインにも合います!テノチャでは、豆乳出汁(めんつゆを豆乳で延ばしたもの)そうめんの上にのせて食べましたよ。豚肉とも相性ばっちり!ローストポークのソースにもお勧めです!




鶏ハムを手作りする方はこちら↓ <鶏ハム> 鶏胸肉(皮なし):1枚(約300g) 砂糖      :鶏肉の重量の1.5%(鶏肉300gの場合約5g=小さじ2杯弱) 塩       :鶏肉の重量の3%(鶏肉300gの場合約10g=小さじ2杯)          ※砂糖は塩より重いので小さじで測るとどちらも2杯程度になります 1)鶏胸肉の真ん中に厚みの半分まで包丁で切れ込みを入れ、次に、右側、左側と、切り離さないよう、厚みが一定になるように包丁を入れ、開きます。(観音開き) 2)お肉の両面に砂糖、塩の順にすり込んだら ラップの上に置いて筒状に巻いてギュギュっとラップで包み、キャンディのように両端をねじってとめます。(結ぶか、輪ゴムでとめてもOK)  3)ラップをもう1枚使ってしっかり巻いて形を整えたら、ジップつき保存袋に入れて冷蔵庫で一晩寝かせます。 4)保温調理器のお鍋にたっぷりのお湯を沸かし、保存袋入りの鶏ハムを入れ、3時間以上保温調理します。 <<保温調理器がない場合>> 厚手の鍋にたっぷりの水をグラグラ沸騰させ、保存袋入りの鶏ハムを投入します。浮いてくるときはお皿をのせて全体がお湯に浸かるようにしてください。再び 沸いたら5分ほど煮て火を止め、2時間ほど放置します。 ★POINT  ・鶏胸肉は保温調理開始前に室温に戻しておく(30分ほど前に冷蔵庫から出しておく)と、加熱ムラを防げます。  ・夏場は放置しすぎに注意。2時間ほど放置して、心配なら切ってみて中心まで白くなっていればOK。完成してすぐに食べない時は冷蔵庫に移しましょう。