高品質な日本茶を手軽に身近に。 テノチャは販売量1gにつき1円の 寄付を行います。
初めての方にお勧めの商品

はじめまして、テノチャです。
テノチャは長崎県出身の女性二人組が立ち上げた日本茶のブランドです。

「お茶しない?」
家族との団らんに、同僚との休憩や雑談に、久しぶりに会う友人に日常的に使われるこの言葉。
大切なひと時にピッタリの、ほっと一息つく美味しいお茶。産地で大切に愛されてきた飲むだけで嬉しくなる、そんなお茶を皆さんに届けたくて立ち上げました。

嬉しい美味しい楽しい日本茶テノチャ 、皆さんのお側に、末永く宜しくお願い致します。

日本茶テノチャ 古川マリコ

商品一覧
商品等に関する問合せ先

tenocha@furukka.com

大口注文やマルシェで販売している小さな商品についてお気軽に問合せ下さい。
プチギフトにぴったりの茶葉ティーバッグ個包装もご用意しています。

テノチャのお茶

佐賀県嬉野の九代続く250年以上の歴史を持つ茶農家で、無農薬有機栽培にも積極的に取り組まれている「永尾製茶工場」で丁寧に作られたお茶がテノチャのお茶です。

永尾さんとのつながりは、テノチャ代表 古川マリコの親の代から。

◆永尾製茶工場とのご縁
今から30年以上前に長崎の主婦たちが数人で立ち上げた「きびんな」という無農薬有機栽培の野菜・食品の店。デジタルという言葉も無い時代に地方の主婦が始めたお店ですが、なんと、注文予約制の配達付き!
今ではアプリと運送網の発達で当たり前となった商売ですが、当時は電話とFAXと紙帳簿と自家用車を使ってフィジカルにやっていました。
私も家にかかってくる電話を何度かとった記憶があります。

そんな食にこだわるパワフル女性陣が選んだお茶が「永尾さんちのお茶」です。有機栽培無農薬にこだわったお茶で、こんなに美味しいお茶があるのか!と、舌の肥えた長崎の主婦たちが驚いたそうです。
先々代7代目のご主人が土つくりの名人であり、新しく始めた主婦の店にも快く販売するほどの進取の気鋭のあった方、そんな方とご縁が繋がったお陰です。

現9代目の俊介さんも、真摯に茶作りを行う一方、新しいことにも挑戦される方です。きびんな立上げ人の娘という伝手に加え、都会での販売にご興味を持って頂き、無事にテノチャを立ち上げることができました。

テノチャが目指すもの

近年では急須を持たない家庭も多く、お茶は茶葉から自分で淹れるというよりもペットボトルや紙パックのものをそのまま飲んだり、粉末茶を溶かして飲む人も増えてきているかと思います。コーヒー愛好家も多いですし、高品質な紅茶やハーブティーも手に入りやすくなりました。
そんな中、あえて私たちはテノチャを始めました。

◆お茶の歴史
長い歴史を持つお茶は上流階級の飲み物として広まりました。産地から将軍に献上する茶流通の仕組みが備わっていることは他の農産品と一線を画します。
昔から茶の品質が産地(農地)によることが強く認識されており、茶流通は『茶商』とよばれる品質を見極める目を持つ専門集団が担ってきました。戦後には、茶商が農家から茶を仕入れ顧客の好みに合わせて茶葉のブレンドや最終加工を行い茶問屋や小売店に卸すという仕組みが確立しています。
ここで言うお茶の小売店とは、皆さんの町にもきっとある、茶葉と急須を扱うお茶屋さんと乾物屋さんです。つまり、お茶の流通は専売特許のようなものでした。

ではみなさん、お茶(茶葉)をどこで購入していますか?
おそらくスーパーなどの食料品売り場で他の食品と一緒に買うことが多いのではないでしょうか?スーパーでは試飲もできず、口に合うお茶かどうかも良く分からない、産地と値段を見て手頃なものを選ぶ。他の食品と同じ感覚で選ぶことが多いかと思います。

美味しいお茶を最も知っている茶商が選び抜きブレンドし最終加工を行って作り上げたお茶が、非常に残念なことになかなか消費者に届いていないのです。
そしてまた、茶商の厳しい目と舌で選別されることから美味しいお茶はお値段も上がります。そのため、お茶人口が減れば減るほど、そういった美味しい高級なお茶がそもそも店頭に並ばなくなっていく、、、そんな寂しい現実もあります。

◆茶流通の課題
皆さんご存じの通り、スーパーは大量調達大量販売を基本としています。コスト削減と品質管理のしやすさから、卸業者を介さない農家からの直接調達も増えています。もちろん、日本の食文化に根付いた日本茶ですから産地にこだわった商品として販売するためであるのかもしれません。
とはいえ、スーパーの購買規模は小さな茶農家が太刀打ちできる相手先ではありません。茶商をそもそも通さないケースも多いでしょう。
さらには、ペットボトル茶を製造する飲料メーカーによる茶葉購入が増大しているという背景もあります。ペットボトルで飲む冷茶はごくごく飲むためのものであり、茶葉量は半分な上にさわやかさが主流なため、甘味やうま味といった「美味しいお茶」に求められる要素はそこまで重要視されません。大量に安く仕入れられる茶葉が求められています。

つまり、高品質だからこそ小規模にならざるを得ない茶農家は厳しい現実に直面していると言えます。
もちろん、こういった状況を踏まえ、茶農家や農協が独自で販売策を開拓するいわゆる六次化戦略に進める産地も増えてきています。
しかし同時に、茶農家は気候天候により働き方を左右される生産者です。気候変動の影響も大きくなっている昨今、今までの育て方を変更せざるを得ない難しさにも直面しています。都心に住む流行に大きく左右される消費者心理や動向を常々観察する時間は無いのが現実だと思います。

そこで、テノチャは、高品質な茶を作り続ける農家の代わりとなって、消費者目線の商品を届けることを目指します。
新しい形の、現代版の茶商です。

◆テノチャの思い
町のお茶屋さん/乾物屋さんになかなか入りずらいのは、店構えや商品がライフスタイルに合わないから、ということはありませんか?
美味しいお茶が飲みたいけどお茶屋さんでどう選べばいいのか分からない、ということありませんか?

テノチャは、みなさん目線で商品開発を行いもっと気軽に美味しいお茶を楽しんでもらうことを目指します。

皆さんの身近にないだけで、まだまだあるんですよ、美味しいお茶!!
地元の人は知っている美味しいお茶が!!
そんな良いお茶がなくなってしまう前に世に広めたい、そんな思いでテノチャを始めました。

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